ゴールキーパーのバックパスのパターンを3つ覚えろ!!

いよいよ全国高校サッカー選手権大会が開幕します!

本日は開会式&オープニングマッチとなっています!

開幕戦では、東京B代表の駒澤大高と、沖縄の那覇西高が対戦します。

 

私の指導する東福岡高校でも開幕戦は何度か闘ったことがあります。

直近で言いますと、都立三鷹高とのオープニングマッチです。

開幕戦という独特の緊張感の中の試合となりました。

ゴールキーパーは攻撃の起点となるために、積極的にチームの攻撃に参加していくでしょう。

そのゴールキーパーに求められているバックパスの処理についてお話をしていきます。

 

バックパスのパターンを覚えよう!

バックパスの処理は近年のゴールキーパーの必須項目で、足元の技術・フィールドプレーが求められているのはいうまでもありません

一つのミスが失点につながってしまう大事な場面ですので、しっかりと対処していきましょう。

 

私の中でいくつかのパターンをご紹介していきます。

この何パターンかをしっかりと覚えておくことで、プレッシャーがある中でもパニックにならずにプレーすることができるでしょう。

一つ目はこちら!

 

サイドチェンジ

サイドチェンジは一般的に言われるバックパスの処理のパターン!

ゴールキーパーへバックパスされたボールを逆サイドへ展開していきます!

DFがクリアせずに、効果的につないでいきます。

逆サイドになぜパスをするのかというと、ボールサイドに仲間も相手も偏ることが多く、逆サイドに展開していくことが必要です。

また、その時に必要な部分としては・・・

 

チーム戦術によるゴールキーパーのポジショニング

観る

パス&コントロール

 

ボールの移動中に、しっかりと状況を把握してください。

そして、正確なコントロール(トラップ)・パスです。

パスは、距離に応じてインサイド・インフロント・インステップと、キックを蹴り分けることも大切です。

 

味方にターンしてもらう

ゴールキーパーにバックパスをすることをFWが察知した時、先にゴールキーパーのポジションへ動き出すことが多々あります。

そんな場合はゴールキーパーが声を出して、「ターン!」と声をかけましょう!

ゴールキーパーのコーチングによって、味方は安全確実にビルドアップを行うことに成功しました。

バックパス=ボールを受けなければいけない・・・ではなく、いかにしてチームが長くボールを保持できるかを考えましょう。

 

勘違いされやすいバックパスの処理のトレーニング

バックパスのトレーニングで単純にパスを受けて蹴る・・・というシーンを見かけることがあります。

もちろん正解だし、キーパー練習に取り入れれたら素晴らしいですね。

 

ただ、練習の練習にならないように注意しましょう。

このようなトレーニングを設定しました。

パサーがスルーパスをしたところをバックパスの処理です。

ただ、大事なことはボールを奪うことです。

このように長めのスルーパスだったら、ゴールキーパーはボールを先にインターセプトすることが求められています。

バックパスの練習=パスを受けなければならない・・ではなく、前に出てボールを処理する場面も入れておくことで、効果的なポジションをとるトレーニングになるでしょう。

 

よく起こるミスのシーン

よく起こるミスとして、パスを受ける判断・・・と思いきや、DFに「キーパー出ろよ!」って言われたりするシーン。

今回はいくつかのパターンをご紹介しましたが、ぜひパターンかをしてもらい、ゲームでスムーズにプレーの選択ができるようにしましょう!